吹き替え版を見てきた。小雨がパラつくあいにくの天気で、お盆ということもあってか客はかなり少ない。
はじめに
自分はマーベルシリーズはあんまり見てない。
昔のスパイダーマンは2まで、アイアンマンは1だけ。アベンジャーズは見てない。アントマンは見た。くらいの知識。
それでも見ようと思ったのは最近疲れが溜まってきてストレス解消になるかなと思ったから。まあ結論からいうとそこまでスカッとする話ではなかったけど。
冒頭、街に破壊の跡があってひょっとしてアベンジャーズの映画見てないと理解できないやつかと思ったけど簡単な解説は映画内でもしてくれるので助かった。
ざっくり感想。
主人公は高校生の設定なんだね。大学生くらいかと思ってた。
重い過去とか打ち明けられない秘密とか孤独に悩んでるイメージがあったけど今作は友人に即バレするし本人は割りと明るい感じなのが良かった。いつもの誕生秘話みたいな部分もなかったし。
最初は大きな仕事を任せられずに自転車泥棒を捕まえたり道案内をしたりとかの地味な仕事を繰り返すだけ。そこでスタークに認めてもらおうと頑張る主人公。応援したくなった。
でも自分は「背伸びしてやらかす→認めてもらえずショボン」みたいな展開よりも挫折のない気軽な話を見たい気分だったので。終盤の覚醒シーンあたりでやっとテンション上がる。
オチはまあまあ。
キャラも印象に残る。友人のデブとか嫌味なやつとか憧れの先輩とか。敵もかっこよかったなあ。でも一番好きなのはアドバイスしてくれる音声のカレン。
悪い点
序盤の自撮りシーンの手ブレで酔いそうになる。終盤の光が点滅するシーンはてんかんの発作を誘発しそう。ポップな感じのエンディングのあとにオマケ映像、黒背景のスタッフロール後にも映像あるけどいまいち。
あとこれは作品のせいじゃないけど始まる前の予告編が長い。それだけで15分とか馬鹿じゃないかと思う。
最後に
少年の成長物語として良かった。コミカルなところも面白い。でも自分が見たかったのは気ままに街を飛び回るような爽快なアクションシーンだったので「思ってたのと違う」となってしまった。
まあ観て後悔する映画ではない。普通に面白い。