インセプション
あらすじ
主人公は夢の中に侵入してアイデアを盗む泥棒。ところがある日、仕事を失敗してしまう。彼は犯罪歴の抹消と引き換えに最高難度の仕事「アイデアの植え付け（インセプション）」に挑戦することになる。
感想
予告で見た街が折り畳まれるシーンみたいなのがたくさん出てくるかと思ったらそんなでもなかった印象。重力反転とか無重力とかそういうのはあるけれどもっとラスト近くみたいな幻想的な光景が見たかった。
話は「よくわからん」とか「小難しく見せてる」みたいな意見もあるけど割とシンプルだと思う。最高難度の仕事だから潜入するのが「夢の中の夢の中の夢」みたいな３重構造になってるけどそこらへんは登場人物が言葉で説明するし。夢に入るのと出てくる手段もちゃんと説明されるし。オチはわざと濁してるんだと思うよ。自分はハッピーエンドのが好き。
ゾンビ
ショッピングモールに立てこもるやつ。
登場人物は妊娠中の女性とその彼氏の報道関係者、警官とその場で誘われた同僚の黒人警官。この４人でヘリに乗ってモールに立てこもる。
うかつな行動で足を引っ張りそうな彼氏と急に呼ばれてカップルと面識ない上に力を誇示してトラブル起こしそうな黒人警官が出てきて「これは絶対もめるな」と思ってたけど序盤で軽く牽制するくらいで案外あっさり仲良くなる。しまいには黒人が彼氏のことをマイボーイとか呼び出してるし。そんな気に入った？
食料あるしモールに落ち着いてたら略奪者が来てヘリで逃亡してエンド。
ゾンビ化の理由は説明されず。ブードゥーの言い伝え「地獄が満杯になると死者が地上を歩き出す」が紹介されるだけ。治療法もなし。そういう状況でどう行動するかっていうシチュエーションが大事なのであって発生源とかは別にいいよね。
いろいろな作品の元ネタがこれなんだなあ…と感慨深かった。今見ても十分面白い。リメイク版も続けて見てみようかな。前に見たけど。