今期見ていたアニメはジョジョと灼熱とユーリ。
ユーリオンアイス
二人のユーリが競い合ってお互いを高め合っていく…そんな話かと思ったらヴィクトルといちゃいちゃするアニメだった。滑るシーンはすごかったけどラブシーンはふーんって感じ。でもラストの走ってくるユーリを二人が待ってるシーンは良かった。
灼熱の卓球娘
最初は見る予定なかったけど一話を見たら面白かったんで最後まで見た。内容も面白かったしOPやEDが毎回ちょっとずつ違うのにも引き込まれた。ちょっと卓球やりたくなった。くるりが好き。
ジョジョ4部
で。最終回を迎えたジョジョ4部。すごい良かった。
原作と比べても「ここが不満」ってのはほとんど無い。しいて言えばジャンケン小僧の回はクオリティ上げて勢いで乗り切ってほしかったけど、全体を通して重要なエピソードってわけでもないししょうがないよね。見たかったハイウェイスター戦はもう大満足。
「ラストバトルで吉良が名乗ることは運命に組み込まれている」ってのは原作を読んだときは気付かなかったんでそれに気づけたのも良かった。あとラストバトルについて改めて思うこともあった。
仗助たちの真の敵とは
最初にアンジェロのエピソードで仗助が誓ったのは「父に代わってこの町を守ること」。
それでは町を守るってどういうことか。作者は”4部は「心の弱さ」をテーマに描いている”と単行本に書いていた。
そこから考えると、単純に「利己的な悪人を倒す」というだけではなく、悪がまかり通る環境「見てみぬふり」や「他人への無関心」が問題なのだと思う。たとえば重ちーがやられるとき「関わりたくないからほっとこう」と言った女生徒みたいに。
それが最後、康一くんの話すエピローグ「町が生んだ吉良と言う怪物に町自身は傷つけられた」というセリフに表れている。殺人鬼そのものよりも、それが存在し続けられるだけの環境が問題なのだ。
そうなると吉良が救急車にひかれるシーンも「法律で裁けないから事故死」というだけでなく別の意味も見えてくる。あの救急車も考えてみれば「見知らぬ誰か」が呼んだもので、仗助たちが広めてきた「黄金の心」町の善意が、これまで無関心を味方にしてきた吉良を打ち倒すシーンでもあるのだ。なんちゃって。
蛇足
他にも話したいことはある。
「無関心が敵なら吉良を遊びに誘っていた同僚は黄金の心を持ってるな!」とか「性格悪い岸辺露伴が好かれているのはその好奇心ゆえに充分ひどい目に会っているからだ」とか。でも話し出すときりがないのでこの辺で。
来期はこのすば2を見る予定。