初めて裁判傍聴に行ってきた。なかなか興味深い。

今年は興味のあることを色々とやってみよう、と決意したのが正月。今年も半分を迎えそうになってなんかやらなきゃと思いだしたのが最近だ。

で。前から気になっていた裁判の傍聴に行ってきた。

初めての裁判所内で戸惑う

着いたのが11時くらい。

入り口で空港にあるやつみたいな手荷物検査。それが終わったら守衛カウンター横に置いてある「今日の裁判リスト」みたいなのを見てどれを見に行くか決める。慣れた人はペンとノートでリストをメモってた。民事のリストは過払い金請求みたいのばっかり。

リストを見た限りだと裁判の始まる時間は10時とか11時とかからおおむね1時間程度の予定。午後は13時半から開始みたいだ。

と、いうことは。

11時くらいについて無駄にウロウロしてた俺は時間を持て余す羽目になったわけで。裁判所地下1Fのすき家で昼食。どうせなら普通の食堂のほうにしとけばよかったかも。あと自動販売機のジュースが全体的に安かった。


時間がたっぷり余ってるので一度外に出て日比谷公園を散歩。

写真は相変わらず適当。もうちょっとましな写真を撮れるようになりたい。

13時くらいに裁判所に戻る。間違えて警察署に入ろうとして守衛に止められる。恥ずかしい。


で。裁判所。

一応守衛さんに途中からの入室と退室が可能だと確認。エレベーターに乗って上階へ。

ここで気づいたんだけど自分は裁判リストの見方を良くわかってなかった。

「時間(いつから始まるか)」と「どんな事件か」はまあ言われなくてもわかるとして。

確認するべきは見たい裁判の場所だったんだけど、これが良くわからなかった。

あとでよく見ると紙の上の方に「何階でやる」って書いてあって、紙の左の方だったかに法廷の番号(第714法廷とか)が書いてある。でもそんなところを全然見てなかった。

「担当部署(刑事部第3係とか)」の項目見て勘違いしてそこまでわざわざ登ってしまった。またそのエレベーターも南側ホールと北側ホールに分かれてて。法廷のある9Fまでとそれ以上の階用のがあったりして。方向音痴の俺には何が何やらさっぱりだ。

それでも時間前に適当な場所にたどり着く。

のぞき窓でのぞいてみたけど傍聴者が一人もいなくて焦る。でも中に入る。あとから何人か入ってきて一安心。

やっと裁判

傍聴したのは「傷害事件」。

親の援助で半ひきこもりっぽい一人暮らしをしていた男が近所トラブルを繰り返し、送ってきた手紙から精神病を疑った親が無理やり部屋に入ったところナイフで切りつけられた、といった事件。

検察官が概要を述べて求刑して、弁護士が弁護意見を述べて。裁判官が被告に「何か述べることは」と聞いたけれど、本人は黙秘を続けているらしく、法廷でも何もしゃべらず。

次回(判決?)の日取りを決めて、結局15分くらいで終了した。


早口で概要をまくし立てる検察官。その話を聞いていて、やっぱりただの「傷害」って文字からじゃ何も事件の概要がわからないんだな、と思う。

他の法廷は場所を覚えてなかったので近場をウロウロ。見つけたところは満員。強制わいせつ事件だからか。正直自分も興味本位で見たかったぞ。

まあ一つは見たし、とりあえず満足したので裁判所を後にした。

その後は皇居や靖国神社を見て回った。これは別記事で。

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