読んだ本の短い感想。

図書館で借りてきた本。なんとか期間内に読み終わった。

ビアンカ・オーバースタディ 筒井康隆

筒井康隆の書いたラノベ、ということでどういう内容か気になっていた。目次を読んで「相変わらずだな」と謎の安心。内容的にも満足。読み始めるとすらすら読めるのがさすがだなと思う。また筒井康隆の本が読みたくなった。

これからの世界を作る仲間たちへ 落合陽一

最近興味のある人。プロローグから注釈多くてちょっと焦る。でも注釈引かなくてもなんとかついていけてちょっと安心。「魔法の世紀」は理解できるけど「デジタルネイチャー」は全然理解できなかった。そこで検索。出てきた文章が、

デジタルネイチャーを簡単に説明すると、人工物と自然物の区別がつかない世界なんですよ。今ここにVRが表示されていたら、VRと物質の区別はつきますが、僕らはVRか物質か分からなくなる世界があると思っていて、それをデジタルネイチャーと呼んでいます。

これならまだ分かる。たぶん分かっているはず。

狭い範囲だと「水族館とか見てるだけだし高解像度のモニタでも変わらなくない?」ということだと理解した。話としては視覚以外もそうなるよって感じ。だと思う。

それはともかく。内容としては若い人向けの本だけあって「これからどうなっていくか、だからどうすべきか」が説明されていて、文字数は少なく見えても情報はかなりのボリューム。

答えとしては「専門家になろう」という割りとわかりやすい結論。とはいえ、それがまた大変そう。

しかし今頑張らなきゃ「貧者として妄想の世界で幸せに生きる」ことになりそうだ。それはそれでありな気もするけど。専門性かあ・・・やっぱり転職すべきかな・・・

なぜ高くても買ってしまうのか ボストンコンサルティンググループ

ニュー・ラグジュアリーっていう庶民にも手が届きそうなレベルの高級品の話。

そこで売れるものは「自分を大切にする」「人とのつながり」「探求」「独自のスタイル」といった感情を満たすものだそうな。

本が2004年発行だし翻訳元のアメリカの事例ばっかりなので飛ばしながら読んだ。上の4つは役立ちそうだから読む価値はあった。

なぜ、私はBMWを3日に1台売ることができたのか 飯尾昭夫

営業の本。

自身の話やエピソードから入るので興味を持って読み進められる。

内容は「当たり前のことを、誠意をもってやる」という感じ。

印象に残ったのは「一人でも多くのお客様に会う」や「成功体験を積む」など、他の本にも書かれてる事もあって「やっぱり成功するコツってあるんだなあ」と思う。

しかし、言うは易し、行うは難し。読んでて「この人ならトップセールスでも納得」と思う。

もう一個心に残ったのは「次はないと思って接客をしよう」のくだり。

他にも客への真摯な対応や商品を最高の状態でみせることなど、この本から学ぶべきことはたくさんある。

少しだけでも見習って頑張ろう。営業職じゃないけど。

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