漫画「鋼の錬金術師」の感想。いやあ名作だった

いつも中国人が出てくるあたりで何故か読むのをやめていたハガレン。気合いを入れて全部読んでみました。

ツタヤのレンタルを利用するが4巻までは借りられていたので5巻から挑戦開始。

5巻は義手の修理にラッシュバレーに向かうあたり。ここらへんはまだ読んだことあるぞ、とサクサク読める。そして師匠登場。ちょうどエドとアルの回想シーンに入るところから読めたので序盤覚えてなくても大丈夫だった。

グリード戦。

ここからまったく覚えてなかった。読んだことはあるはずなのにな……。その分楽しめた。しかし炭素硬化て。他のホムンクルスたちの能力に比べて地味じゃない?

中国人登場。

いつもこの辺から読まなくなっていた。改めて読んでみるとストーリーが最初から最後まで密接につながっていて、時間をあけて読んでいると「こいつ誰だっけ」となって読めなくなるとわかった。物語の構成はすごいけど、何編とか分かれてた方が読む分には楽ね。

で。やっぱりこのあたりでちょっとダレる。

9巻10巻あたりはマリア・ロスにヒューズ殺害容疑がかかってバリーの体が出てきてアルが拒絶反応の可能性に気付いてラストと戦って、という展開なんだけど流し読みだとマリア?バリー?って感じになってラストも案外あっさりやられてんな、みたいな印象になってしまう。スカーもちょこちょこ出てくるだけだし。

でも10巻最後にホーエンハイムが出てきて「おっ!話が進むぞ」と再び読む気が出てる。

ホーエンハイム出てきてスカーも復帰してきてグラトニーにエドが飲まれるあたりからは早く先が読みたくなってくる。

あと何巻だったか忘れたけどアームストロングがイシュヴァールのとき「なんでこんなことをせねばならんのですか!」みたいに泣いているところがすごい印象に残っている。トラウマ背負ってんだね。

それでブリッグズ行ってアームストロングの姉に会って。オリヴィエ少将はこの漫画の女キャラの中で一番好きかも。キンブリー出所で「誰?新キャラ?」と思ったり。序盤で名前が出てたのね。

約束の日からラストバトルへ。

人形兵のあたりは面倒だなって感じ。ブラッドレイ戦は敵も味方も超かっこよかった。

そこからフラスコの中の小人との戦い、そして最後の錬成とさらに盛り上げていくのはすごいね。おかげでこのあたりは寝不足だった。

終わってみれば

最初は「こいつらのせいで読まなくなるんだよな…」と思ってたリンとグリードのコンビがかなりお気に入りになっていた。二人のお互いを利用しようとしあう関係がいい。

でも一番好きなキャラはアルかな。ラストになるまでずっと鎧なのにね。バリーに「本物か?」って聞かれて悩んだり。表情が無いはずなのに…って書いてて気づいたけどギャグ描写でちょくちょく表情あったかも。印象に残っているのは「もう一人の夜は嫌だよ…」のシーン。あのシーンが一番好き。

実写化前に一度読んでおこう、と読んだけどもっと早く読めば良かった。名作。

ところでスカーの本名は何だったの?

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